たばこは「史上最強の発ガン物質」とも言われ、その煙には200種類の有害化学物質が含まれおり、その中でもタール・ニコチン・一酸化炭素はたばこの3大有害物と呼ばれています。
タールには発がん物質や発がん促進物質が含まれ、肺やのどにくっついて、ガンを引き起こします。
ニコチンは、肺から速やかに吸収され全身に広がり、血管収縮作用ももたらします。また、代謝物は発ガン性が認められています。
一酸化炭素は、血液中のヘモグロビンに結合し、全身の血管を細くし、動脈硬化の原因になっています。
2002年に厚生科学審議会が示した資料によると、1日に35本以上タバコを吸う人は吸わない人の約8.4倍肺がんになるリスクがあるそうです。
また、NIPPON DATAの「1980-90年の循環器疾患基礎調査」によると、心筋梗塞や脳卒中で死亡する危険度は、喫煙者は非喫煙者の1.7倍だとか。
その他にも慢性気管支炎、歯周病、胃・十二指腸潰瘍は、病気の進展に喫煙が大きくかかわっています。
逆に禁煙するとその日から、肺がんや虚血性心疾患で死亡する危険率が低下していくと言うことも明らかになっています。禁煙期間が長い人ほど、また、吸っていた期間が短い人ほど、危険率が速く下がります。
ちょっとオシャレでニコチンもタールも少ない。そんな軽いたばこなら健康にも大丈夫と思っている人も多いようですが、残念ながら、決して軽いたばこなら体への負担が軽いということはありません。
タバコを吸わない人も、吸っていないからといって安心は出来ません。タバコの煙は、本人が吸っている「主流煙」と火のついた部分から立ち上がる「副流煙」がありますが、有害物質は主流煙より副流煙の方が高い濃度で含まれています。
副流煙によって、タバコを吸わない人もいつの間にか、多大な健康被害を受けているのです。