喫煙により肺からニコチンを摂取すると、ニコチンの血中濃度が急激に増加します。
しかし、次第にそれが快感になってきてニコチン依存症を引き起こすことになります。
タバコを吸いたいという欲求は、体からニコチンが欠乏することによる身体的依存と、日常の習慣からつい吸ってしまう、心理的な依存により起こります。
急激なニコチン濃度の増加が、依存症を引き起こす原因なので、緩やかなニコチン吸収で血中のニコチン濃度を維持させれば、喫煙の欲求は抑えられます。
ニコチン濃度の急激な増加がなければ、次第に身体的な依存は和らいでいくので、あとは心理的な依存をコントロールするだけです。
重要なのはニコチンの量ではなく、急激なニコチン濃度の上昇を抑えることです。
禁煙パッチを上腕部や腹部に貼ることで、ニコチンを皮膚からゆっくり吸収させ、毎日貼りかえることで身体的依存を抑えます。
心理的依存が原因で吸いたくなることもありますが、体が欲しているわけではないので我慢できるはずです。
吸ったとしても、既にニコチンは体に満たされているため、それ以上ニコチン濃度を上げようとしても美味しくないと感じるはずです。
製品によって多少、使用方法は違いますが、禁煙パッチは1日1枚を起床時から就寝時まで貼付し、毎日貼りかえます。
貼付する場所は上腕部、腹部あるいは腰背部などですが、毎日場所を変えて貼付したほうが効果的です。
最初は大きいサイズのものから、次第に小さいサイズのものにシフトしていき、摂取するニコチンの量を減らしていきます。
最大でも2ヶ月程度で治療は終わりますが、完全に喫煙の欲求が無くなったと感じたら、その時点で治療を終えてかまいません。
禁煙パッチを利用することで、禁煙時のイライラ、集中力の欠如、落ち着かないなどの症状が緩和され、無理なく禁煙に導いてくれます。
また、禁煙に成功すると、健康的にも経済的にもハッピーになりますので、喫煙するのがバカバカしく思えることでしょう。